ブラン・ド・ノワール・グラン・クリュ

ブラン・ド・ノワール・グラン・クリュ・マルチ・ヴィンテージは、多様なヴィンテージを組み合わせ、シャンパーニュ地方北部のクリュから豊かで正確なピノ・ノワールの表現を提供したいという願いから生まれました。

グラン・クリュのピノ・ノワール一番搾りのみを使用。厳選された4つのグラン・クリュ村:ヴェルズネイ・マイィ・ヴェルジーとブジーで構成されています。そのうち3つは、主に北向きに位置しており、ピノ・ノワール特有のエレガンスと深みは、これらの歴史ある白亜質のテロワールに集結されています。 

主にステンレスタンクで醸造しますが、その年により15~20%の割合でオーク樽も若干使用しアルコール発酵することで、アッサンブラージュをより豊かなものへと導きます。その後、3年間シュール・リー熟成(瓶内澱熟成)します。

バックラベルにその日付が記載されるデゴルジュマン後、ブラン・ド・ノワール・グラン・クリュは、さらにカーヴで最低6ヵ月の熟成期間が設けられています。他のブルーノ・パイヤールのシャンパーニュ同様、エクストラ・ブリュットで、ドサージュは3g/L。

アッサンブラージュ

ピノ・ノワール 100%

熟成

シュール・リー(瓶内澱熟成)3年

デゴルジュマン後 最低6ヶ月

ボトルサイズ

75 cl

 

テイスティング

Bruno Paillard

外観

銅色のハイライトを放つ明るいゴールド、繊細で活発な泡立ち。

香り

赤い薔薇の花びらやブラックチェリーの生き生きとしたビロードのようなアロマに、ピンクグレープフルーツとティムットペッパーが混じり合う。空気に触れ開花と共に、甘いスパイスのブーケと素晴らしいフレッシュ感が徐々に表れてきます。 

味わい

ノーズで感じられた確かな味わいと白亜質を彷彿させます。アタックは印象的で、唾液を誘います。果実の塩味と繊細さが折り重なり、料理を想起させるうま味が広がります。そしてチェリーの果実、金柑やマルメロのノートを中心とした、ワインの深みが徐々に姿を現します。このワインが本来のテロワールに忠実であることを証明するような、余韻が長く続きます。 

Blanc de Noirs Grand Cru
Blanc de Noirs Grand Cru Gastronomie

フード&ワインペアリング 

Bruno Paillard

ブラン・ド・ノワール・グラン・クリュは、様々な料理との組み合わせを楽しめます。アペリティフでは、海老のグリルやパタ・ネグラ(イベリコハム)との相性が素晴らしく、メインには鶏肉や狩猟鳥料理はじめ、燻製されたスズキやヒメジなどの魚料理にも良く合います。

このワインの生き生きとした深みのある個性は、タジン料理やインド風ポークなど、よりグルメで甘辛いスパイシーな料理とも好相性です。